「ごほうび」はあり?なし?効果的な使い方とNG例を解説!【子どものやる気アップ術】

声かけ・コミュニケーション

はじめに

「宿題やったらゲームしていいよ」

「テスト頑張ったらゲーム買ってあげる!」

子育てや教育の現場でよく使われる“ごほうび”。

子どものやる気を引き出したい時、
ついつい使っちゃいますよね?

でもちょっと待ってください!

ごほうびには“良い使い方”と“逆効果になってしまう使い方”があるんです。

この記事では、
ごほうびのメリット・デメリットや、実際に使えるアイデアを紹介しながら、
「子どものやる気を育てるための上手なごほうび活用法」を解説していきます。

ごほうびの「メリット」と「デメリット」

〜メリット〜
ごほうびには「やる気のスイッチ」としては、
大きな力を持っています。

・行動を引き出す“きっかけ”になる
 →「めんどくさい」を乗り越える一歩目として効果的です♪

・成功体験を積ませたい
 →「できた!」「やればほめられる」という自信につながります。

・習慣化の一歩に
 →毎日コツコツの習慣は最初のやる気づけが大切です。

〜デメリット〜
一方で使い方を間違えると、子どもたちの学びに悪影響を与えることも・・・

・ごほうびが目的になってしまう
 →「ごほうびがないとやらない!」になりやすい。
 
・内発的動機が育ちにくい
 →本当の意味で「自分のために頑張る」気持ちが育たないことも。

・親子関係が条件付きになりやすい
 →「これやったらあれをもらえるんでしょ?」
  と交渉してくることも・・
 

効果的な「ごほうび」の使い方

では、どうすればごほうびをうまく活用できるのでしょうか?

✅ ポイントは「目的を明確にすること」

ごほうびは“目的”ではなく、“手段”。
「継続すること」や「達成感を得ること」が本来のゴールです。

✅ 短期目標 × 即時フィードバックが効果的!

・「今日の音読がんばったね!じゃあ好きなシールを一枚貼ろう!」
・「5日連続で宿題できたら一緒にアイス食べに行こうか!」

子どもにとって“今の頑張り”がすぐに認められると、
やる気はグッと高まります。

✅ モノだけじゃない“心のごほうび”も大事

・「よく頑張ったね」の一言
・ぎゅっと抱きしめてあげる
・親子でハイタッチ!

こうしたスキンシップや言葉のごほうびも、
子どもにとっては大きな意味があります。

NGなごほうびの使い方例

・「100点とったらゲーム買ってあげる。」
 →点数=価値 になりやすい。
  プレッシャーに感じてしまうことも…
 
・「ちゃんとやらないとごほうびなしね。」
 →脅しになりやすく自信や自己肯定感を傷つける恐れあり。

・「これやったら〇〇してくれる?」と子どもが交渉してくる
 →ごほうびの主導権が子どもに移ってしまう。

実際に使える!おすすめごほうびアイデア


実際に家庭で取り入れやすいごほうびを紹介します♪

🎁 親子で楽しい時間を共有
・勉強を頑張ったら「好きな絵本を読んであげる時間」
・外で一緒にシャボン玉
・アイス1個買って“おやつタイム”


🗓 スタンプカード(◯個たまったらごほうび)
→子ども自身が「がんばり」を目で見て実感することができます。
 準備も簡単でお手軽に始めることができるのでとってもおすすめです♪


⏰ 子ども用学習タイマー
→タイマーは「集中 → 休憩」などの時間管理にも使えるのでおすすめです♪


まとめ

「ごほうび」は、子どものやる気を引き出す表情らしいツール。
でも、ただ「モノをあげる」だけでは長続きしません。

大切なのは、
「ごほうびを通して何を育てたいのか?」を親が意識すること。

上手に使えば、ごほうびは「自信」「自己肯定感」につながります。

びーすけ。 としても、
これから家庭で使えるアイデアを
どんどんシェアしていくのでぜひ参考にしてみてくださいね♪

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