「うちの子、なかなか勉強の習慣が身につかなくて…」
そんなお悩みを持つご家庭はとても多いです。
でも、実は勉強習慣は「やる気」ではなく、
『環境』と『仕組み』で自然に作ることができます。
今回は学習塾で多くの子どもたちと関わってきた経験から、
家庭でできる簡単なステップを5つご紹介します。
今日からできることばかりなので、ぜひ試してみてくださいね!
やる気より『環境』がカギ
「やる気が出たらやる」では、なかなか勉強は始まりません。
なにより、いつ出るかわからない『やる気』をいつまでも待ってられませんよね。
『やる気』を引き出すには、
子どもが自然と勉強に向かえる環境を作ることが大切なんです。
✅ テレビやゲームが目に入らない場所に机を置く。
✅ 学用品はひとまとめにしてすぐ使えるようにする。
✅ 学ぶ時間帯を固定してルーティーン化する。
環境を整えるだけでも、
子どもの行動は大きく変わります。
毎日決まった時間に『座る』習慣を
まずは『勉強する』より前に『机に座る』ことを目標にしましょう。
例えば、
「夕食後の19時になったら机に座る」と決めて、
「勉強=大変なこと」ではなく、
『生活の一部』にしていくことがポイントです。
最初は10分からでも大丈夫です♪
タイマー学習で集中力をサポート
集中力が続かない…という子には、
タイマー学習が効果的です。
おすすめは『ポモドーロ・テクニック』
25分勉強→5分休憩 を1セットにすると、リズム良く集中できます。
スマホのタイマーや、
キッチンタイマーでも十分使えます。
『終わったら〇〇してOK!』でメリハリをつける
勉強後のご褒美は、子どもたちにとって強いモチベーションになります。
『勉強が終わったらゲーム15分OK!』
『プリント3枚やったらおやつタイム』など、
小さな約束を活用してみましょう。
勉強=我慢ではなく、
「やったらいいことがある」感覚が育てられます。
親も“ながら学習”で背中を見せる
子どもが勉強している間、
親がスマホを見ていたらどう感じるでしょうか?
本を読んだり、資格の勉強をしたり。
『親も学んでいる』姿は、
子どもにとって最高の教材になる。
一緒に学ぶ時間をつくることで、家庭に“学ぶ空気”が生まれます。
まとめ|習慣は少しづつ、でも確実に育つ
勉強習慣は、1日で身につくものではありません。
でも今日の積み重ねが、1ヶ月後、1年後に大きな差になります。
「うまくできないなぁ」と思っても、
焦らず、家庭でゆっくり育てていきましょう♪
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