「うちの子、ゲームばっかりで全然勉強しないんです…」
「気づいたら、またYouTube見てて…」
これは学習塾でも、毎日のように聞く保護者の方々の悩みの一つです。
正直なところ、私自身もゲームやYouTubeは大好きです。
でも、親の立場になると、
『このままで大丈夫かな?』と心配になりますよね。
今回は、
『禁止する』『取り上げる』ではなく、
子どもと一緒に
“うまく付き合っていく”
ための考え方や工夫をまとめました。
なぜ子どもはゲームや動画にハマるのか?
大人でも、気づいたらスマホで動画を見続けてしまうこと、ありますよね。
子どもが夢中になるのも、ちゃんと理由があります。
- 🎯 すぐに達成感が得られる
- 🌟 現実よりも刺激的で楽しい
- 🤳 友達と話題を共有できる
ゲームやYouTubeは、子どもにとって「楽しくてやめられないもの」であると同時に、
心の逃げ場になっていることもあるんです。
完全禁止では逆効果?制限しすぎのリスク
「うちではゲーム禁止です!」というご家庭もあります。
でも、実はこれ、逆効果になってしまうケースも多いんです。
- 親の目を盗んでコッソリやるようになる
- 家庭内での信頼関係が崩れる
- 「自分でコントロールする力」が育たない
大事なのは、『 “制限”ではなく“コントロールの練習”』を家庭の中でしていくこと。
それが、将来スマホやネットとどう付き合っていくかにもつながっていきます。
“うまく付き合う”ための家庭ルール作り
じゃあどうすればいいの?というと、やっぱり家庭でのルール作りが大切。
ポイントは、「一方的に決めないこと」。
- ⏰ 時間帯・時間制限を一緒に決める
- 📝 “やることやってから”を徹底する(宿題・お手伝い)
- 📱 タイマーやアプリを活用する(例:YouTube Kidsの視聴時間設定)
ルールを守れたらしっかりほめる。
守れなかったら、一緒に原因を振り返る。
そんな『 “学びの材料”としてゲームや動画を使う 』こともできるんです。
親ができるサポートと関わり方
ルールだけじゃなく、親の関わり方もポイントです。
- 📺 一緒に動画を見たり、ゲームをしてみる
- 💬 「何がおもしろかった?」と会話を広げる
- 👀 親もスマホ・ゲームと上手に付き合う姿を見せる
たとえば、「このYouTube、英語字幕にしてみようか」
「このゲーム、作った人ってどんな人やろね?」
そんなふうに視点を変えていくと、子ども自身も“見る目”が育っていきます。
【まとめ】
ゲームやYouTubeは、「敵」ではありません。
むしろ、親子の会話のきっかけにも、学びの素材にもなるものです。
大切なのは、“距離の取り方”。
子どもが自分で「そろそろやめようかな」と思える力を、
家庭の中で少しずつ育てていけるといいですね。
また、メディアとうまく付き合うには親の関わり方もカギになります。
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この記事が少しでもヒントになれば嬉しいです♪
私自身、学習塾教室長として、
そして、親としてこれからも一緒に「家庭でできる学び」を考えていきたいと思っています。
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